
結論:発信を続けるには、書く気分を待つより、日々の仕事から素材を残しておく方が楽だと思います。
忙しい時に記事やSNSの題材をゼロから考えるのは、思っている以上に負担がかかります。書く時間と、題材を探す時間を分けるだけでも、発信は続けやすくなります。
ネタは、特別な出来事から探さない
発信の題材は、日々の仕事の中にあります。お客様から繰り返し聞かれた質問。説明しにくかったこと。失敗して見直したこと。以前の自分なら迷っていたこと。こうした小さな材料は、同じことで悩む人の役に立ちます。
文章にする前から、きれいにまとめる必要はありません。気付いた時に一行だけ残しておきます。
メモは三つに分ける
- 質問:お客様や同僚から聞かれたこと
- 事例:うまくいったこと、失敗したこと、変えたこと
- 考え方:仕事で大切にしている判断基準
分類があると、書く時に題材を探しやすくなります。質問は解説記事に、事例は実践的な記事に、考え方はプロフィールやサービスへの理解につながる記事に向いています。
一週間の流れを小さく決める
1. 平日は、気付きを一行だけ残す
2. 週末に、書きたい題材を一つ選ぶ
3. 読む人に持ち帰ってほしいことを一文で決める
毎週必ず公開できなくても構いません。まずは、題材がなくて止まる状態を減らします。発信を続けることより、役に立つ材料を少しずつ残すことを優先したいところです。
一つの題材から、読者の困りごとを選ぶ
メモを記事にする時は、自分が話したいことだけでなく、読む人が何に困っているかを考えます。同じ出来事でも、見せ方は変わります。
たとえば、問い合わせフォームを改善した経験なら、入力項目を減らした話、迷惑メール対策、送信後の返信、スマートフォンでの確認など、複数の記事に分けられます。一つの記事では、持ち帰ってほしいことを一つに絞ります。
記事は、質問に答える順番で組み立てる
書き始める前に、読者が知りたい順番を考えます。最初に結論を短く伝え、なぜ必要か、どこから始めるか、注意すること、今日できることを書きます。
専門用語を使う場合は、初めて読む人にも意味が分かるように説明します。自分には当たり前でも、読者には初めての言葉かもしれません。
公開前に、水増しがないかを見る
文章量を増やすことだけを目的にすると、似た内容を言い換えただけの段落が増えます。各見出しに、新しい判断材料、具体例、注意点のどれかがあるかを確認します。
反対に、短くても説明が足りない場合があります。読んだ人が次に何をすればよいか分からない場所には、確認する順番や例を足します。
公開後の質問を、次の記事へ戻す
記事を公開した後に届いた質問は、次の題材になります。同じ質問が続くなら、今の記事へ説明を足す方法もあります。
アクセス数だけでなく、相談の場で記事が役立ったか、説明する時間が短くなったかも見ます。発信は、数を増やすためではなく、必要な人へ役立つ情報を届けるために続けます。
公開する頻度を、無理に上げない
発信を続けようとすると、毎日や毎週の更新を目標にしたくなります。ただ、仕事が忙しい時に無理をすると、内容が薄くなったり、続けること自体が苦しくなったりします。
月に一本でも、よく聞かれる質問へ丁寧に答える記事があれば役立ちます。書く時間を予定へ入れ、公開できない月はメモを残すだけにします。
古い記事も、題材として使う
新しい記事だけを増やさず、以前の記事も読み直します。説明が足りない場所、今のサービスと合わない内容、繰り返し届いた質問を加えます。
古い記事を改善すると、初めて読む人にも役立ちます。発信計画には、新規記事と既存記事の見直しを両方入れます。
参考リソース
- Google Search Central「Creating helpful, reliable, people-first content」
- Google Search Central「SEO Starter Guide」
- Microsoft Work Trend Index
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